角煮があまり柔らかくならない人は、下茹での時間が短いかも。
油抜きを兼ねて、1~2時間しっかり下茹ですると、トロトロホロホロの角煮に仕上がります。
角煮(煮豚)の材料と作り方
豚角煮の材料(4人分)
豚バラブロック ネギの青い部分 しょうが ★しょうゆ ★酒 ★砂糖 ゆで卵 かいわれ大根 | 500g 1本分 1かけ 大さじ2 大さじ2 大さじ4 2~3個 1/2株 |
- 豚バラをロースにすると、煮豚になります。
- ロースにして最後に薄切りカットすると、チャーシュー風になります。
- 砂糖を黒糖に、酒を泡盛にすると、沖縄風角煮「ラフテー」に近くなります!
豚角煮の作り方
豚バラ肉を下茹でする

鍋に水1.5リットルを沸かし、豚バラ肉とネギの青い部分を切らずに入れてゆでる。アクを取りながら1~2時間弱火で煮込み、火を止めたら豚バラ肉とネギは取り出しておく。豚バラ肉はゆで汁を含ませたキッチンペーパーで包み、あら熱を取っておく。
ゆで汁の処理
STEP1のゆで汁は一度しっかり冷まし、脂と出汁を分離させる。脂が白く固まったら、キッチンペーパーで漉して出汁のみ取り出す。脂はお好みで使ったり、そのまま処理したりしてください。
豚に調味料を含ませる。
STEP2で取り出した出汁に★の調味料と千切りにした生姜を入れ、沸騰直前まで加熱する。そこにSTEP1で取り出した豚肉を食べやすい大きさに切ってから戻し入れ、落し蓋をし1時間ほど弱火で煮詰める。
ゆで卵を漬ける
火を止めたらお好みの固さのゆで卵を鍋に入れて漬ける。煮汁が少ない場合や、大き目の鍋で作った場合は、ジップロックなどに汁を取り出して卵だけ漬けても◎。
豚の角煮の調理のポイント
- 豚バラの下茹でを1時間以上することで、ほろっと食感になりやすいです。
- 下茹でに使ったお湯はすぐにシンクに流さず、鍋のまま冷ましましょう。油の処理がラクになります。
また、豚角煮は圧力鍋がダンゼン楽です。
下茹でを圧力鍋で行うと、1時間以上煮込むところが加圧20分ほどでホロホロになります。
私は以下の「ワンダーシェフ」の電気圧力鍋を使う事が多いです。

加圧が終了したら自動的に保温が始まるので、夜仕込んでおいて朝仕上げるのもラクチンです♪
豚肉を下茹でする時の注意点!脂はシンクに流さない方が◎
牛すじ肉や豚バラ肉を下茹ですると、たくさん脂が出てきます。
この脂はシンクに直接流さないで!
シンクの油詰まりの原因となったり、配管を傷める可能性があります。
肉の脂をシンクに流さず捨てる方法
下茹でした「脂たっぷり」のお湯の処理としては
- 下茹でしたらお肉だけ取り出し、鍋ごと一晩冷ます
- 茹でているときにアクと脂をお玉で少しずつ取り除き、脂を別皿で冷ます
という方法で、まずは脂を冷ましましょう。
脂が冷めたらペーパーで濾したり、菜箸で取り除いたりして脂だけ燃えるゴミへ。
脂が取り除かれたゆで汁は、シンクに流してOKです。
豚の角煮盛り付けのポイント
脂身がよく見えるように盛り付けると、ごちそう感がでます。
今回はかいわれ大根を添えましたが、白髪ねぎも相性が良いです。
このレシピを使った献立
