台湾では焼きビーフンのことを「炒米粉(チャオミーフェン)」と言います。
台湾の屋台のビーフンに近い味わいで、しかも家庭でさっと作りやすいレシピを紹介します。
台湾風焼きビーフンの材料と作り方
日本では「ケンミン食品の焼きビーフン」がおなじみですが、こちらは鶏がらスープが強めの中華風の味付け。
(もちろんケンミンの焼きビーフンも手軽で美味しいです♪)
今回は、台湾でよく食べられる「干し椎茸+干しエビ」の出汁ベースで焼きビーフンを作っていきます!
ちなみに使ったビーフンは、業務スーパーで買ったこちら。
しっかりコシがあり、食べ応え抜群でした♪
焼きビーフンの材料(2人分)
乾燥ビーフン 豚バラ肉 にんじん キャベツ ニラ 長ネギ 干し椎茸 干しエビ 塩コショウ ごま油 ★しょうゆ ★酒 ★オイスターソース ★砂糖 【お好みで】 五香粉 酢 | 150g 100g 1/4本 5枚 1束 10cm 2枚 乾燥10g 少々 大さじ1 大さじ1 小さじ2 小さじ1 小さじ1 1振り~ 1回し~ |
台湾風焼きビーフンの調理手順
干し椎茸と干しエビを戻しておく
干し椎茸と干しエビは、水200ml(分量外)に3時間~一晩漬けて戻しておく。戻し汁は使うので捨てないでください。
具材の下ごしらえ
豚バラ肉は一口サイズに、にんじんは千切りに、ニラは3cm程度に切っておく。キャベツはざく切りにし、長ネギはみじん切りにしておく。STEP1で戻した干し椎茸も、水気をよく絞ったあと薄切りにする(今回はもともとスライスされているものを使いました)。
ネギの香りを立たせる
フライパンにごま油を熱し、みじん切りにした長ネギを炒めて香りを立たせる。
具材を炒める
ネギが透明になってきたら、豚バラ肉→にんじん→しいたけ→エビ→キャベツ→ニラの順に炒め、塩コショウを軽く振っておく。
ビーフンを入れてゆでる
フライパンにSTEP1の戻し汁を入れ、乾燥ビーフンを入れて煮る。最初は箸を使ってほぐしながら茹でていき、全体に水分がいきわたったらフライパンにフタをして1分ほど蒸し煮にする。ここで水分が少ないようなら大さじ1ずつ足していってください。
調味料を加えて全体の水分を飛ばす
ビーフンが柔らかくなったら、★の調味料を入れて全体をざっと炒める。お好みで五香粉やお酢を入れて仕上げてください。
台湾風焼きビーフン調理のポイント
- 野菜は固いものから炒めます。キャベツやニラはしんなりしやすいので炒めすぎに注意!
- 調味料はあらかじめ混ぜておきましょう。味ムラの原因になります。
また、ビーフンにしっかり水分を吸わせるためには「深型のフライパン」を使うのが最適です。
浅くて大きいフライパンだと、ビーフンをほぐす前に水分が蒸発してしまいます。
今回の分量なら、26cmの深型フライパンがぴったりでした。
台湾風焼きビーフン盛り付けのポイント
白地に青で模様が描かれた、オーソドックスな中華皿がよく合います!
ニラの緑とにんじんの赤がまんべんなく散るよう、意識して盛り付けてみてください。