ロシアの総菜パンであるピロシキは、シンプルな味付けの野菜炒めがたっぷり入っています。
生地の発酵は1回だけなので、意外と挑戦しやすいですよ。
ピロシキの材料と作り方
日本では揚げたピロシキが多いですが、閉じ方が甘かったり具材の水分が多かったりすると爆発するのが難点。
そこで今回は、爆発しづらい”オーブンで焼く方法”を紹介します。
ピロシキの材料(6個分)
【パン生地】 強力粉 ドライイースト 塩 牛乳 バター 砂糖 溶き卵 【具材】 キャベツ 玉ねぎ にんじん 合いびき肉 塩コショウ | 150g 3g 1つまみ 100cc 10g 大さじ1 1個分 1/8個 1/2個 1/2本 100g 少々 |
ピロシキの調理手順
ドライイイーストを予備発酵させる
牛乳と砂糖を耐熱容器に入れ、600Wで30秒加熱する。加熱後にドライイーストを混ぜ溶かし、5分ほど予備発酵させる
生地をこねる
強力粉をボウルの片側に寄せて入れ、トップに塩を乗せる。空いた片側にSTEP1を流し入れ、なるべく塩が最後に混ざるようにこねる。生地がまとまり切らないうちにバターを入れ、全体にまとめる。
生地を発酵させる
生地を球体にまとめ、ふんわりラップをする。温かい部屋で30~40分発酵させる。1.5倍くらいの大きさになったら発酵完了です。
具材を炒める
具材の野菜はすべてみじん切りにし、ひき肉と一緒にフライパンでざっと炒めて水分を飛ばす。水分が飛んだら塩コショウで味を整えておく。
成型する
こね台とめん棒に強力粉で打ち粉(分量外)をする。発酵が終わった生地を6等分にし、縦長の楕円形に伸ばす。具材を上半分に乗せ、下から生地を持ち上げて閉じる。
照りを出す
とじ目を下にして天板に並べ、溶き卵にくぐらせて照りを出す。
焼く
200度に予熱したオーブンで15分ほど焼く。
ピロシキ調理のポイントとおすすめ調理器具
- 室温で発酵させる場合は、25~28度くらいが発酵しやすいです。
- 野菜炒めのくさみが気になる時は、醤油を小さじ1ほど足すと気にならなくなります。
また今回、溶き卵と具材が少し余りました。
卵と具材を合わせてココットに入れ、チーズをかけて一緒に焼いています。
ピロシキにおすすめの調理器具①オーブンレンジ
揚げピロシキでは不要ですが、焼くならオーブンレンジは必須。
私は日立の「MRO-S8A」を使用しています。
このオーブンレンジは、レンジテーブルと天板が兼用になっているのが特徴!
天板(レンジテーブル)ごと外して丸洗いできるので、掃除がラクチンです♪
ピロシキにおすすめの調理器具②製パンボード
生地をこねたり、薄く伸ばしたりするのに便利なボードです。
薄くてもしっかりしたものを選べば、どこでも作業台が完成します。
初心者さんへのおすすめは上記のような「シリコン製」です。
本格派は大理石や木製を選びますが、重くて取り扱いも難しいので、最初はシリコン製が無難です。
ピロシキの盛り付け方&ポイント
白ベースのシンプルな器に、2~3個きゅっと盛り付けると家庭的な雰囲気に。
ローズマリーなどのフレッシュハーブをあしらうと、全体がまとまります。